【S7最終69位(レート2034) 】ドヒドブラッキーねむるーぷ
【はじめに】
SVで最終2桁を達成しました。ケンぽろうです。今回はようやく結果として形に残せる構築ができたため、記事を書くことにしました。久々の執筆のため、拙い部分もあると思いますが優しい目でみてください。
【使用構築】
(サムネ用)
【構築経緯】
S4の頃に使っていたHB残飯まもるブラッキー+HDヘドロトーチカドヒドイデが現環境においてこだわりパオジアン、イーユイ、サーフゴー、ハバタクカミの技を固定しながら、受けを成立させられることに気づいたので並びで採用。
しかし、こだわりトリックや、こだわり型以外のサーフゴーには無力な点がネックとなったため、そこに対して強く出れるイーユイを採用。当初はメガネを持たせていたが、ステロをまかれてサイクル負けすることが多かったため、後投げを何度でも可能とするあつぞこブーツ+ねむるを採用した型に落ち着いた。
ここまででキョジオーンに勝てない+じめんの一貫があるため、S4に使っていて使用感の良かったおんみつマント渦アンコカイリューを採用。この時点で多くのポケモンに対して対応ができるようになっていた。
上記の4匹には攻めのコマがいなかったため、高火力で相手に負荷をかけられるパオジアンを採用。当初は妖テラスハチマキ型で使用していたのだが、受け2+攻め1の選出ではどうしても割り切りが必要になることが多くなってしまい、段々と選出出来なくなってしまった。また、終盤環境に増えていたコノヨザル入りも対策する必要があった。そのため、その2つを解消できるのではないかと考えHBちょうはつゴツメ型に変更した。これが上手くハマって勝率が上がっていった。
最後の枠には、飛行テラバカイリューに対して強く出れるポケモンを探していた。その結果おにびで他の受けポケモンの介助をでき、安定してみることができるHBミトムを採用して構築が完成した。
【コンセプト】
· 環境へのメタを強く貼ることによって、受けの崩し枠に負けるとしてもそれ以外に勝ち、高い勝率を目指す。
【型紹介】
パオジアン@ゴツゴツメット
テラスタイプ:フェアリー
特性:わざわいのつるぎ
技構成:つららおとし せいなるつるぎ ちょうはつ じこさいせい
187(252)-141(4)-143(236)-×-86(4)-157(12)
H:最大
B:11n
S:最速コノヨザル抜き
強いことが証明されているパオジアン。
ちょうはつがあることによって、テラス込でコノヨザルに強く出れたり、展開阻止ができたりします。
せいなるつるぎはテラス切った後にミラーで怯みや零度の試行回数を稼がせないために必要。
ちょうはつ→ドヒドバックで毒を入れに行く動きも強力でした。
テラス後の対応範囲が広く、選出しやすい一方で、どうしても元の数値が数値のため、扱いが非常に難しかったです。練度があれば勝ててた試合も多かったです。
2桁チャレでは、カイリュー→パオジアンバックで零度(!?!?)を透かして、テラスして聖剣をゴツメで受け、こちらの聖剣でほぼ無償突破しました。
脳汁
水ロトム@カゴのみ
テラスタイプ:はがね
特性:ふゆう
技構成:ハイドロポンプ ほうでん おにび ねむる
157(252)-×-174(252)-126(4)-127-106
最終日に投入したHB眠カゴミトム。
数値を信用しきれていなかったため、ねむるカゴにより、鬼火を入れたあとも再度展開できるようにしました。
鬼火により、HDドヒドでも対応出来る範囲が広がる等、非常にサポートとして強力な枠でした。
上振れ要素を入れたいと思ってほうでんにしましたが、1回もまひらなかった上に、ミトムミラーでミリ耐えされたので10万で良かったです。
最終日しか使ってないけど、ドロポンめちゃくちゃ当ててくれました。
しっくりはきてないけど、及第点の活躍はしてくれました。
ブラッキー@たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
特性:せいしんりょく
技構成:まもる イカサマ ねがいごと あくび
202(252)-85-178(252)-×-151(4)-85
古から存在するブラッキー
構築経緯で書いたとおり、まもるによるこだわりロックが強力で、ドヒドイデと組みあわせて真価を発揮するポケモンでした。
後投げの際にパオジアンに剣舞されても、怯まずにあくびで1回流せるので(ストレスフリー)安定して見ることが出来ます。
フェアリーテラスは、元のタイプと同様に悪半減が残っているため、こだわりパオイーユイにはそのまま強く出れます。
地味にDも高いため、不安定ではありますが構築単位で重いツツミはドヒドブラッキーで誤魔化していました。
強い高耐久悪タイプ多い上に、来シーズンからウーラオス来るせいで、ほぼ消滅するの悲しい。
ドヒドイデ@くろいヘドロ
テラスタイプ:どく
特性:さいせいりょく
157(252)-83-175(20)-×-211(236)-55
HB:特化カイリューのハチマキじしんが~156
特化パオジアンのハチマキテラスかみくだくが~156
特化パオジアンの電気テラバーストが~156
HD:特化メガネカミのシャドーボールをヘドロ込みで2耐え
最強ポケモン
くろいきりがあることによって、ドクガやショックの無い瞑想カミ等に強く出れます。
どくびしはケアされるけど、どくどくはあまりケアされなかったため、ドクガやみがわりに毒を頻繁に押してました。
前期に何度も巧みイーユイに破壊されて、頭を抱えていましたが、今期はカイリューと組みあわせて上手くいなすことも出来ました。(かなりキツイ)
毒テラスは、くろいヘドロの弊害を受けずにフリドラを等倍で受けれるため、重宝しました。
※実際に毒テラスを切ったのはTOD最終ターンの時間稼ぎが1番多かった。
カイリュー@おんみつマント
テラスタイプ:フェアリー
特性:マルチスケイル
技構成:ほのおのうず アンコール じしん はねやすめ
197(244)-155(4)-120(36)-108-147(108)-115(116)
HB:特化カイリューのハチマキげきりんを81.3パーで耐える
HD:控えめイーユイのあくのはどうをマルスケ無しでほぼ受けれるライン
S:Hに振ってるカイリューを大体抜いてるライン
おんみつマント渦アンコカイリュー。元々は塩対策でおんみつマント枠を採用しましたが、この型でも汎用性が高かったため、選出頻度は高かったです。(なんなら選出率1位まである)
おんみつマントしおづけ以外にも、怯みや麻痺火傷の追加効果を拒否出来たため、非常に強力な持ち物でした。
元々HBはがねテラスだったのですが、イーユイに強く出たかったため、HDベースのフェアリーテラスに変更しました。
はがねテラスもみがわり瞑想ショックカミに強くなったり、毒無効だったりと優秀でした。
フェアリーテラスにすることで、瞬間的にイーユイに負けなくなり、Dも厚いため強く出れます。
また、ドヒドイデ+フェアリーカイリューでもイーユイの一貫を切れるため、強力です。
初手のディンルーやヘイラッシャを嵌めました。
イーユイ@あつぞこブーツ
テラスタイプ:くさ
特性:わざわいのたま
技構成:ふんえん テラバースト ねむる ねごと
159(228)-×-101(4)-160(36)-167(92)-139(148)
H:16n-1
C:ふんえん火傷の可能性込みでHCサーフゴー
を等倍時良い乱数で2発
D:臆病テツノツツミのハイドロポンプが~158
S:準速ロトム抜き
自慢のHD眠ねごイーユイ。
元々サーフゴーに絶対負けないを叶えるために作ったのですが、段々とサーフゴー側のイーユイへの殺意が上がったため、何度も倒されました。
それでもサーフゴーには高い勝率を保て、電磁波にもねむるで耐性があるため裏の負荷を減らせました。たまにトリックを受けてメガネイーユイになってました()
くさテラスはディンルーやミトム、ツツミ辺りに使ったり、チオンジェンがほのおテラスでは無いのを確認した後に使っていました。
眠ねごふんえんは大きな上振れ要素で、カイリューを始めとした物理アタッカーを何度も燃やしてくれました。
また、対受けループもハピナスを燃やすと、タマゴうみのPPを枯らせるため、どこかしらでねむるに合わせて交代してくる→それに合わせてふんえんを押すことで負けませんでした。
立役者
【選出】
++
+or+
+@1
多かったのは主にこの選出でした。
【重いポケモン】
·みがわり瞑想ショックハバタクカミ
数的有利をとっていた場合はTODをするが、そう出ない場合は無理。カイリューがはがねテラスの時はいけてた。
·みがわり巧みイーユイ
·きあいだまサーフゴー
終盤に爆増していた。こちらが気合いを入れることによって対策。
【成績】
TN:Over Load 最終69位
82勝38敗 レート2034
【感想】
最終2桁という結果は素直に嬉しいです。しかし、構築作成や立ち回りの研究に相当時間をかけて取り組んだため、精神的疲労も凄いことになってます。何シーズンも連続で潜っている人、結果を出している人達は本当に凄いんだなと実感させられました。またやりたくなったら、上位を目指して頑張ろうと思います。
【スペシャルサンクス】
·2シーズン一緒に通話しながら同じ構築を握ってくれたグロリアくん(社会人やりながら毎晩潜ってるのもすごいし、相当精神的に支援してくれた)
·普段支えてくれてるFF
·9nine、サマーポケット
ここまで読んでくださりありがとうございました!質問や仲良くしてくれる人はTwitter@pororogi_まで来てください!