kenporou’s diary

星空の下はダンスホール

【S10最終37位(レート2111)】ガブゴリラ破壊

 

【はじめに】

こんにちは、ケンぽろうです。

S10お疲れ様でした。

今回は最終37位という自身としては上出来の結果が残せたので記事にさせていただきます。読んでくださった方の参考になれば幸いです。

【使用構築】

【構築経緯】

25日にポケモン対戦をやっていない友人から教えて欲しいと声をかけられたため、ランクマに潜ることを決めました。

 

解禁ポケモンの中で強そうだと思ったのが、スケショガブリアスだったためここを軸に組み始めました。

 

まずガブリアスを使うにあたって、相性補完に優れ、状態異常を撒くことによってガブリアスをサポート出来て、炎オーガポンにも隙をみせないという点を評価してオボンヒトムを採用。

 

次にヒトムとガブリアスではミトムや水ラオスやハバタクカミと対面してしまった際の引き先がいなかったので貯水ドオーを採用。

 

次に上3匹と相性がよく、残り時間も少ないことを考慮して、自身が使い慣れていたブラッキーを採用。

 

次にヒトムが有利をとることのできる、カイリューハッサム炎オーガポン等以外に高火力で一貫を作ることができる+ドオーブラッキーガブリアス(みがわり)がグラスフィールドと相性が良いという理由からゴリランダーを投入。ゴリランダーに対する引き先に対して、とんぼがえりから試合展開を作り、最後に高火力で詰めを行う動きが強いと感じたため、ハチマキで採用。

 

ここまで5匹に加えて、ヒトムがステロで疲弊することが嫌だったためカバランドディンルーをテラスメガネオバヒでワンパンできるメガネイーユイを最終日まで使っていました。しかし、500位から1500位をうろうろしており、中々しっくりきませんでした。

 

そこで順位が停滞していた原因を考えたところ以下の課題点が見つかりました。

 

·イーユイが不安定

構築で選出する機会がディンルー相手ぐらいしかなく、ディンルーを初手に合わせてワンパンしても、裏から来る積みポケモンの起点となってしまいました。また中速で、耐久もあまり高くないため、オーガポンを始めとした多くのポケモンにワンパンされるのも弱いと感じてしまいました。

 

·相手の選出がわからない

選出択が多く発生してしまい、選出画面で試合が終わってしまう(例:相手にカミとウーラオスがいるから、ドオーを選出したら相手はどっちも選出してこない)ことが多発して頭を抱えました。

 

·相手の高火力に対するケアをしないといけない

相手にイーユイやガチグマがいた場合、初手ガブリアスが強要されてしまい、そこに対して有利なポケモンを合わせられてしまう(初手ガブリアス出さなかったら1匹死ぬところからゲームが始まる)ため結局選出択になります。

 

以上を踏まえて考察をした結果、まずゴリランダーでディンルーに毒鋼テラスを切らせればガブリアスで処理できることに気づいたため、イーユイを解雇しました。その代わりとして相手のオーガポンやパオジアン、イーユイを考慮外からワンパンできるスカーフ枠として、キラフロルを試したところ、想定通りの刺さりを見せたり、特性のおかげで相手の初手が読みやすくなったりと使用感が非常に良かったため構築が完成しました。

【コンセプト】

選出画面で勝ち筋を言語化できる構築

【型紹介】

ガブリアス@イカサマダイス

テラスタイプ:はがね

特性:さめはだ

技構成:スケイルショット  じしん  つるぎのまい  みがわり

183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)

S:100族やミラー意識の最速

 

 

構築の始点

このポケモンの強みは勝ちへのルートを計算しやすいことだと感じました。

 

つるぎのまい+スケイルショットが決まればほとんど勝ちのため、ガブリアスを選出した際はこれを目指します。

 

みがわりは、麻痺眠り火傷を絡めて残すことで起点を作るルートを取れたり、どくどくの定数ダメージを稼いで圏内に入れたり、交代に対する中間択として活躍したりと構築単位でマッチしていたと思います。

 

また、ブラッキーやドオーを見てキョジオーンがほぼほぼ選出されるため、みがわりを簡単に残して多くのイージーウィンを稼ぐことが出来ました。

 

最終日スケショ全部当てました。最強🔥

ヒートロトム@オボンのみ

テラスタイプ:フェアリー

特性:ふゆう

技構成:オーバーヒート  ボルトチェンジ  おにび  でんじは

157(252)-×-174(252)-126(4)-127-106

 

 

偉いポケモン

 

構築経緯に書いたとおり、状態異常をばらまいてガブリアスの起点を作りました。

 

ミトムとの差別化点は、オーガポンとサーフゴーに隙をみせないで妖の一貫を切れるところです。

 

相手の裏の引き先にも一貫しているかを確かめて、でんじはおにびの技選択を行うことを心がけました。

 

妖テラスを切ることによってスケショじしん2Wガブを完封できるため、みがわりを押されたとしても状態異常技連打が安定行動になりました。

 

 

ドオー@くろいヘドロ

テラスタイプ:フェアリー

特性:ちょすい

技構成:じしん  どくどく  たくわえる  じこさいせい

237(252)-95-123(252)-×-121(4)-40

 

 

 

相手の水ウーラオス、ハバタクカミ、マリルリ、ミトムに対する引き先です。

 

たくわえるは積み技を持った水ラオスやカミに勝てる+詰め筋にも使える偉い技です。

 

ラスタルはほとんど切らなかったため、イダイトウを完封できるノーマルとかの方が良いと思いました。

 

終盤はほとんど出さなかったのですが、レート上げには貢献してくれました。

ブラッキー@たべのこし

テラスタイプ:フェアリー

特性:せいしんりょく

技構成:まもる  イカサマ  ねがいごと  あくび

202(252)-85-178(252)-×-151(4)-85

 

 

 

使い慣れてる枠です。

 

ブラッキーの練度のおかげで2日で3桁まであげることが出来ました。

 

ドヒドイデやドオーのような受けポケと組み合わせる時は、自身のHP管理を大切にしながら立ち回りますが、ガブリアスと組み合わせる際はあくびで起点を作ったり、ねがいごと⇒交代によって擬似対面操作を行ったりします。

 

どくどくを新規習得しましたが、1対1になった際の詰めや積みに対する起点回避が出来る点を評価して、あくびを採用しています。しかし、相手がどくどくケアでテラスタルを吐いてくれることもあったため、技の存在だけで強いと認識しました。

 

キラフロルがどくびしを撒けた場合はねがいごとまもるをしているだけで相手が倒れていき、非常に強力でした。

 

またこのポケモンを選出すると、TODを勝ち筋として視野に入れることができるため、無理な構築も破壊しました。

 

 

 

 

 

ゴリランダー@こだわりハチマキ

テラスタイプ:くさ

特性:グラスメイカ

技構成:ウッドハンマー  グラススライダー  10まんばりき  とんぼがえり

177(12)-193(244)-111(4)-×-111(164)-116(84)

H:16n+1

A:なるべく高く

BD:適当に振り分け

S:素早さを削っているカイリューサーフゴー意識

 

 

グラスフィールドが偉いポケモン

 

具体的には味方のブラッキードオーガブリアスのHP管理をしやすくなる、ドオーキラフロルガブリアス(鋼)のじしん半減ガブリアスの身代わりの試行回数を増やせるなど、この構築とは最高にマッチしていました。 

 

このポケモンは炎オーガポン、カイリューハッサムに非常に弱いのですが、後述するキラフロルが初手に特殊を誘うことから初手投げが安定しました。逆にゴリラ受けが入っていて、初手に来てない場合は、確実に裏から後投げをしてくるためとんぼがえりからテンポを取ることができます。

 

ガブリアスが突破される可能性がある、ブエナツツミやカミに対してもスイープが確実にできるため、再現性のある勝ちを量産しました。

 

 

 

 

 

 

キラフロル@こだわりスカーフ

 

テラスタイプ:くさ

特性:どくげしょう

技構成:ヘドロウェーブ  パワージェム  だいちのちから  エナジーボール

159(4)-×-110-200(252)-101-138(252)

C:パワージェムがD4炎オーガポンに156~186

ヘドロウェーブがD4カミに69~82(火力目安)

S:最速136族抜き

 

 

 

最終日に思いついた勝ち馬ポケモン

 

このポケモンがいるだけで初手カミを誘うため非常に試合展開が作りやすくなりました。

 

また、重かったメガネイーユイやオーガポンをゴリランダーからの後投げからでもスイープ可能な点が立ち回りの幅を広げてくれました。

 

ブラッキーやドオーなどがいる点でも相手視点からはどくびし構築に見えることにより1度もスカーフバレしませんでした。(もちろんどくびしも撒けた試合はめちゃくちゃ強かったです!)

 

このポケモンを入れてから勝率9割&レート2000から無敗で2100を達成しました。

 

構築の課題点を全て1匹で解決して、完成度を高めることができたため、最高の補完枠でした。

【選出】

ゴリランダー+ガブリアス@1

7割型これです。ゴリランダーガブリアスで破壊できます。キラフロルを入れてからは、初手カミが非常に多く、ゴリランダーからのとんぼがえり展開が通っていました。@1は役割に応じて選出します。@1の選出率はヒトムキラフロルブラッキーが同じぐらいでドオーはあまり出しませんでした。

他に決まった選出は無いですが、ゴリランダーガブリアスキラフロルブラッキーの4匹が相手を倒すプランが作りやすいため、そこを軸にして相手に合わせた選出をしていました。

【テラスタル考察】

今まで受け寄りの構築を使っていたため気づかなかったのですが、今回この構築を使って気づいたことについて書きます。

 

それは素のタイプでの相性補完も大事なのですが、ラスタル込みでの攻めの補完が取れていることが大切だということです。

 

この構築に取り入れている、テラスタル込みでの攻めの補完を書いてみます。

 

·「ゴリランダーで相手のカバディンルー等に毒鋼テラスを切らせて、ガブリアスで倒す」

·「ガブリアスカイリューにテラスを切らせて、ゴリランダーの一貫を作る」

·「キラフロルに対して相手が毒鋼テラスを切るとガブリアスが通る」

·「ゴリランダーで相手に飛行炎テラスを切らせるとキラフロルが通る」

·「ブラッキーで相手に鋼毒(どくどくケア)妖テラスを切らせると裏のガブゴリラフロルが通る」

 

ここに書いた動きは再現性が高く、何度も決まりました。

 

このようにテラスタル込みの補完を考えておくと、相手のテラスタルを想定した立ち回りをすることが出来て、純粋に自身の中にある勝つ方法も増えているため、選出画面での勝ち筋の言語化がしやすくなります。

 

今後もこれを意識して構築を組んでみようと思います。

 

 

 

 

 

 

【重いポケモン·並び】

アーマーガア(ガチグマが減少していたため1回も当たらなかった)

【成績】

TNケンぽろう  最終37位

 90勝47敗     レート2111

最終日深夜1時に瞬間2位達成

 

【感想】

めちゃくちゃ嬉しいンゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

これまでの成果が出た感じがするし、負けないしで最高の気分になりました!!!!!!

気が向いたらまたやる~!!!次は1桁!!!!

スペシャルサンクス】

·25日にポケモンを教えて欲しいと声をかけてくれたのぽくん

·何時間も通話に付き合ってくれてたHIROTO

 

質問や話したい方はX(@pororogi_)に連絡してください!